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【メカニックでもレースに出たい!番外編】めかにっくちゃん~もあぐれっしぶ~【Jシリーズ秋の富士見】
by: 松永 剛

レポートが遅くなりまして申し訳ない!!既に次のレースが終わってしまいましたが、気にせずお送りいたします、新宿本館MTB担当メカニック・mattsことめかにっくちゃん(逆です)のレースレポート、今回は番外編としてお伝えいたします!

 

前回のレース前レポートで、今年度全日本チャンピオンの井手川直樹選手のメカニック・ピンチヒッターを勤めます!とご報告しておりましたが、その際に『自分もレースに出ちゃうYO!!』とか書いていたかと思うのですが・・・ここで問題(?)発生!!!

その問題とは・・・後ほどお伝えしましょう。

 

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今回は日曜決勝なので金曜にレース会場入り!流石にまだこのタイミングで来ている人も少ないのですが、レースがお仕事のプロライダーやアマチュアでも本気!な方々は既にコースの試走を始めております。

自分もとりあえずテントの場所を確保したら、早速試走へ!
メカを勤める井手川選手は今回は金曜は軽く走る程度、ということでちょうど自分が試走に出かけるタイミングで会場入り。

1本目はゆっくりCコースを下ってスタート地点へ。レースコースはAから一部変更になっていますが、公式練習が土曜からだったので、歩いてコースチェック。ちょうどスペシャル区間のビッグドロップを見ていたところ、不動の女子チャンピオン末政実緒選手(DIRTFREAK / SARACEN)もチェックに来ていたので、トップライダーからアドバイスを貰ったりしながら下っていきます。

とりあえず1本下ってきたところで、井手川選手がチームテントを立ち上げていたので、自分の車をそちらに移動して、テーブルや工具をならべてテックブースを設置!なんかこの感じ久しぶりです!w
井手川選手にバイクのチェックは必要?と聞いたところ、事前に本家・藤田メカがキッチリと用意をしてくれたので問題なし!との事。お言葉に甘えて、続けて試走を夕方まで行いました。結構バイクにも乗れてきた感じで、好感触でした!

そしてその晩は諏訪のビジネスホテルに移動したのですが、富士見から諏訪に移動している時、前方の諏訪湖の周囲に強烈な雷雲が発生し、『電(いなづま)の本気をみるのです!』とでも言わんばかりにドッカンドッカン雷落ちるわゲリラ豪雨だわとすごい状態に・・・雨雲が少し南下したので、富士見方面は大丈夫かな?と心配したのですが、大丈夫だったようです・・・

 

そう、大丈夫だったのは土曜の夜までのお話でした。

 

ヤツがやってきていたのです。そう『台風』です!!!

 

レースの週末になんと台風が日本列島を直撃!富士見も例外でなく雨予報!!なんで土曜まで天気良かったのに日曜は雨なの!?嫌がらせか?!!!

 

さて、レースメカニックは雨になると仕事量が数倍になるといっても過言ではありません!まず晴れの時にはない仕事として、洗車です。選手がコースから戻ってくる度に、高圧洗車機を使用して一気に綺麗に洗って、都度バイクのチェックをして、チェーンに注油して、まるで泥の中を走ってきたとは思えない状態にリセットして次の走行に備えます。

 

とにかく走れば走っただけ作業は増えます。さらにコースコンディションが変われば、それにあわせてタイヤを買えたりする可能性もありますし、トラブルが出る可能性もグンとUPします。メカニックの本領発揮といえばそうなんですが・・・

 

ということで、自身のレースを棄権し、メカニックのお仕事に全力で挑むことに決定しました。
なので、土曜からは自分のバイクは車にしまって、メカニックモードに変身です!

土曜は天気がもったので、レース終了後も簡単にクリーニングとチェーンへの注油で終了しました。

雨の降り出し、量の予測がイマイチできなかったので、タイヤは決勝当日の朝決めようということで土曜のお仕事も終了。

 

その日の晩は、いつもレースを一緒に回ってるメンバーと鍋パーティー!
これがかなり美味しかった~。また食べたいデース!

その日はホテル・ハイエースだったのですが、車に戻って寝床に入ったタイミングで・・・雨が降り始めました・・・(泣)

 

 

レース決勝当日、もちろん朝からしっかりと雨。

もう泥ドロになるのを前提に、キャノンデールの防水ツナギを着用してスタンバイ!
朝イチはエリートクラス以外の試走なんですが、戻ってくるライダーが当然の如く泥コーティング状態。これはすごいレース展開になりそう・・・

じつは今回スペシャル区間として、先述のビッグドロップの他に、木落し坂という激斜面、そしてそのまま2mくらいの沢越えジャンプと続く区間があり、ここが雨になるとものすごい滑りやすい状態になると予想されていたのですが、その通りになってしまいました。
2年前にも木落し坂を使った時があったのですが、エリートライダーでもクラッシュ続出という過去があるだけに、今回もどうなることやら・・・

朝一番でスタート前にフロントホイールを前日に用意していたレインタイヤ付きに変更。さらに予備のホイールにマッド用のスパイク系タイヤをあらかじめセットしてコース状況に合わせて変えていこうという作戦。スパイクタイヤはノブが高すぎるので、センターの2列をニッパーでカットしておきます。

 

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試走1本目を終わって戻ってきた井手川選手より、さっそくホイールチェンジのオーダー。先ほど用意したスパイク系タイヤをフロントにセット。天候が更に悪化することを考慮し、同じタイヤを予備リヤホイールにもセット。フロントの具合を見てリヤにも使用するかを判断することに。

朝の試走を終えて次は予選。ちょうどお昼頃に予選開始です。この時点でタイヤはフロント:マッド用スパイク系、リヤ:ミディアムウェット系でセットアップ。

 

そして予選と決勝ではメカニックのお仕事がもうひとつあります。
トップライダーの中で数名は、スタート地点に固定ローラー台を持ち込んで、スタート前にウォームアップを行います。その他、雨の日は換えのゴーグルやグローブ、水と補給食、そして工具類を持ってライダーより先にスタート地点に向かいます。

久しぶりにローラー台(10kg以上)を背負って走る富士見パノラマ!これをやってる人って日本ではほんと数名ですよね、まあ普通はやりませんw

今回は借り物のバイク(井手川選手が修善寺の全日本でチャンピオンを獲ったバイク!タイヤがその時のままなのでドライ用のセミスリックっぽいリヤタイヤ!w)、しかも雨の中だったので、慎重に、かつ迅速にスタート地点へ向かいました。

井手川選手がスタート地点に来るのがやや遅れた為、ウォーミングアップは無しでスタートへ。スタート台に上がってから、綺麗なゴーグルを手渡して、スタートを待ちます。タイムカウントが5秒前を過ぎたらスタートOK、予選1番手スタートでコースへ飛び込んでいきました。
その後、順にスタートしていく他の選手を見ることなく、すぐにその場を離れ下山開始。少しでも早くブースにもどって、結晶に向けての準備をしなくてはいけません。

それにしてもCコース、めっちゃ滑りました・・・w バイクが非常に乗り易くて、一瞬速度を上げたのですが、次の瞬間に進行方向とバイクの向きが変わって滑り始めたので危険を感じ、そこからはちょっとペースダウンして安全運転です

ブースに戻って予選順位確認。

 

1位:清水一輝(AKI FACTORY TEAM) 2:58.598
2位:浅野善亮(GIANT/HottSpin) 3:02.919 +4.321
3位:青木卓也(TEAM GIANT) 3:03.321 +4.723
  :
10位:井手川直樹(Devinci/SUNSPI.com) 3:08.687 +10.089

 

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特設区間の木落し坂を攻める井手川選手
非常に滑りやすい区間。

 

 

途中で大きなミスは無かったものの、あまり速度に乗れなかったとの事。
タイヤをより軽快なミディアムウェットに戻すかどうか悩んだのですが、途中また雨が降ったり、滑りやすい路面でのアドバンテージを優先してさらに前後ともマッド系を選択。追加して、センターのみノブカットしていたのをサイドもカット。また進行方向に傾斜をつけて転がり抵抗を軽減するようにも配慮。さて、これが吉と出るか、凶となるか?

 

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そして決勝。

予選終了直後にパーッと雨が降ったものの、いざスタート地点に向かってみると薄日が差してきたり・・・路面状況はどうなってるのか?乾いてきているのか、はたまたより荒れてきているのか?!

 

各ライダー、メカニックが色々頭を悩ませた結果を持って、決勝に挑みます。

 

決勝は予選のリバーススタート。今年から予選プロテクトというのがあり、昨年のランキング上位の選手が予選でタイムを落とした場合(トラブル、クラッシュ等不問)、予選通過扱いで20位の位置からのスタート。今回は九島勇気(玄武/TURNER)が適用。
予選10位だった井手川選手は21番目のスタート。

そして決勝がスタート!予選と同じように、スタート台から送り出してあとは結果を待つのみ。
持ってきた機材をまとめつつ、他のチームのメカニックたちと全選手のゴールを待ちます。

決勝の結果は・・・

 

1位:清水一輝(AKI FACTORY TEAM) 2:56.082
2\位:井本はじめ(LOVE BIKES) 2:58.009 +1.927
3位:永田隼也(MARSH/SANTACRUZ) 2:59.999 +3.917
4位:井手川直樹(Devinci/SUNSPI.com) 3:00.252 +4.170

 

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レーススペシャルの立体交差を超える井手川選手

 

惜しくも表彰台に届かず4位!優勝は予選、決勝と1位を守り抜いた清水一輝。予選よりわずかにタイムアップしての1位でした。

井手川選手、予選タイムより8秒以上のタイムアップで順位も6つUPしての4位でしたが、ブースに戻って話を聞くと、やはりまだ速度の乗りが悪かったとの事。確かにバイクの汚れが予選の時と比べて明らかに少なく、かなり乾いてきていたようです。優勝した清水選手はミディアムウェット系のタイヤをチョイスしていたようです。タイヤの選択判断だけで勝負が決まるわけではないのですが、それも重要な要素だったので、自分のアドバイス・判断ミスもあったと思います。悔しいですね・・・!

 

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優勝した清水一輝選手。
こちらも特設区間の階段への侵入。

 

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階段を攻める永田隼也選手。
飛び込みでバランスを崩す選手もちらほら。

 

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不動の女王、末政実緒選手はフロントパンクにより失速。それでも3位。

 

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女子優勝は初優勝となる中川綾子(Team YRS)
メカニックを務めるYRS・山本氏はかつてmattsとTeam Ikuzawaでメカニックを一緒に務めた業界の大先輩です。
おめでとうございます!!

 

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ゴール後にインタビューを受ける清水選手。
インタビュアーはカメラマンの中川氏(SLmedia)。
氏の刊行しているMTBレースレポート誌『SLm』最新号はまもなくリリースとの事。
当店でももちろん取り扱いいたしますのでお楽しみに!!(俺も楽しみにしてます!)

 

 

ということで、今回は過去にはライバルチームのエースとして戦ってきた井手川選手のメカニックのピンチヒッターとして、『チームメイト』としてレースに参加した3日間でした。

慣れないバイク、機材、熟知していない選手の好みや行動パターン、そして雨という難しい条件でのメカニックワークでしたが、非常に勉強になったことは間違いないです!この機会を与えてくれた井手川選手、そして藤田メカニックには感謝の気持ちでいっぱいです!ありがとうございました!

 

そしてその翌週にオーストリアで開催されたワールドカップに、井手川選手と永田選手、そして藤田メカが参戦しましたが、両選手共に予選で転倒し予選通過ならず・・・!世界の壁は厚い!!!

 

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井手川選手のfbより、予選終了後の写真です。

 

また同日国内で開催されたジャパンシリーズJ1第5戦、岐阜白鳥ウイングヒルズ大会では、九島勇気選手が優勝しました。

その結果を受けて、ポイントランキング1位は依然として清水選手、2位には浅野選手、そして3位に九島選手がランクアップしてきました。(独自計算による)
しかしポイントの差はそれほど開いておらず(特に2位以下は超接戦!)、10/12開催の最終戦・石川一里野大会でシリーズチャンピオンが決定します!!さあ、誰がチャンピオン獲得するのか?!楽しみであります!

 

そしてめかにっくちゃん、最終戦は再び『レーサー』として参戦予定!!
今年は第2戦富士見、そして第3戦の野沢、間にあったシマノバイカーズと3戦に出場してきましたが、どれも凡退・・・
終わりよければすべてよし?!最終戦、ばっちり決めたいと思います!(何をだ?
とりあえず、今週来週と富士見で特訓して、一里野大会に挑もうかと。

昨年はDHコースが豪雨で崩れてしまい開催できなかった為、DHは初開催となる一里野、誰もコースがどうなってるのか知りません!w 試走は前日のみ!!なんという無茶ぶり!!でもこういうときはチャンスかも?(だから何の?w
とにかくがんばります!!

 

ということで、今年のレースシーズンもあとわずか!盛り上げていきましょう~!!!

 

 

あ!

 

今回ねんどろいどの写真がないよ!!!

(大問題!!)

 

それだけ忙しかったんですよぉ~ (ノД`)

 

 

写真協力 nakadi, gonzarez


 

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